やってはいけない勉強法5選

勉強法
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成績が上がらない受験生にありがちな勉強法を紹介!メジャーリーガーのダルビッシュ有投手の「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」という言葉は核心をついていると思います。筆者と四谷大塚にではない塾に所属していたその他数名が「こうしなきゃよかった…」と今でも後悔している話ですので、四谷生じゃなくても見ていってください。

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解答をすぐに見る

難関校志望者であるほどすぐにやめるべきです。これに気づくのに時間がかかったことが筆者の敗北要因の一つだと思います。特に算数にありがちですが、解答をすぐ見てしまう。この勉強法は初めて勉強する範囲においては問題ないですが、演習を行うときにはあまり推奨されません。偏差値の高い学校であるほど、ひらめきが必要な発展問題が出題されますが、解答をすぐ見る癖があるとひらめきを生み出す能力が付きません。解く方法を蓄積するという点ではよいのですが、難関校は蓄積しても太刀打ちできないような問題が出題されるため難関校志望者であるなら控えましょう。偏差値60未満の中学が志望校なら蓄積で合格点まで持っていけるので問題ないとは思います。

テキストにマーカーを引く

テキストにマーカーを引いて満足していませんか?色ペンを使ってカラフルにしたって意味が無いです。というかテキストに載っている内容なんて全部覚えるべきことですので、マーカー引く前に音読するなり他人に教えるなりで頭に叩き込むべきです。マーカーを使うときは何度やっても覚えられなかったときのみにしましょう。

ダラダラ解いて勉強時間に満足

ダラダラやっているというのは非効率的です。一時間ダラダラやるのと30分全力で取り組むのであれば後者一択です。ダラダラやっていると

・脳に残りにくい

・自分がどれくらいのスピードで解けるかわからない

・やるべきことが雪だるま式に増えていく

といったデメリットしかありません。そのくせ勉強時間だけは一丁前に多いので

「なんで成績のいい奴と同じぐらい勉強しているのに自分は成績が悪いんだ」

などと嘆くことになります。長時間全力で勉強できるだけの体力がないのであれば、最初は何かご褒美(ゲーム、テレビ、動画サイト等勉強に悪影響なものでもいい)をおいていいと思います。そこからちょっとずつご褒美の時間を勉強に置き換えていけば最終的に勉強マシーンの完成です。しかし、難関校志望者は小5前期の段階で勉強マシーン化できている人も多いので早めに体力をつけましょう。

2020年10月24日追記

申し訳ないです。ご褒美は危険だということが分かりました。

ご褒美よりも褒めてあげてください。もちろん、ちょっとずつ褒めるラインを上げていく感じで。

親に確認

中学受験をしない子供にもありがちですが、いちいち親に確認を取っているのは勉強内容を理解していない、あるいは暗記できていないということです。確認というのはこういうの。

子供「1mって100㎝だよね?」

母親「そうだよ」

子供「ありがと!」(解答を書きながら)

極端な例ですが自分で考え、調べるという手間をかけないで、なんの手間もかけず教えてくれる情報源に頼り切ってしまう。wikiに乗っている情報を精査しないで丸写しレポートを書く学生といえば危険性をわかっていただけるでしょうか。出てきた情報をかみ砕かず丸写ししても能力向上は見込めません。もし何か聞かれても基本知識系は答えてはいけません。答えていいのは受験生が散々悩みぬいた上で意見を聞かれたときぐらいにしましょう。まぁそんなに悩む問題は保護者の方が見てもすぐには答えられないので塾講師への質問となることが大半ですが…。

塾の指示を無視して好きなように勉強

筆者が大学受験でやらかしたことです。まぁそれはさておき、少なくとも小4以上の塾講師は何百という数の生徒を見てきた受験のプロ。その人たちの指示に従えばある一定のラインまで能力が上がるのは保証されています。それを無視して応用問題に挑戦した所で基本問題も解けない人に解けるわけがないんです。なぜなら応用問題を解くのに基本問題を解く能力が必要不可欠ですから。気持ちは痛いほどわかります。勉強してもすぐに成績は上がらないから上位層を真似してもっと難しい問題に触れようと考えるの。でもそれやってもうまくいかないんですよ。実際筆者も解けなくて半泣きになるも時間だけが無常にも過ぎていき、成績は上がらないよこで地道に勉強していたやつが大成していてつらかったです。耐えてください。回りと比べて低レベルなのやってらんねぇよと思っても我慢して解くべきなんです。筆者のように参考書に触れるだけで満足して失敗したいなら止めません…。

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