17年セミの話 【理科の時事ネタ】

理科
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セミは好きですか?私は嫌いです。子供の頃、セミが死んでいると思って近づいたら生きていて(通称セミファイナル、セミ爆弾)それがトラウマになっています。

あれって簡単に見分けられるらしいですね。

足が開いていたら生きていて、足が閉じていたら死んでいるとのこと。十数年早く教えてほしかったですね。

それは別として、現在アメリカでは17年セミが大量発生しています。種類はブルードⅩ(テン)とよばれる種類でサイズは3cmと日本のアブラゼミより一回り小さく、赤い目が特長です。

ところで、アメリカの一部地域では13年周期や17年周期のセミが発生しますが、理由は分かりますか?

17年周期、13年周期で大発生!! 「素数ゼミ」の謎を日本の研究者が解明した!!(季節・暮らしの話題 2016年08月18日) - tenki.jp
厳しい残暑が続きます。暦の上では秋と言っても、暑いときのセミの大合唱は、まだまだ「ザ・夏」を感じさせるもの。ところで「素数ゼミ」とよばれるセミをご存知ですか。素数とは、1とその数自身でしか割ることができない数字で、小さい順に、2、3、5、7、11、13、17…と続きます。北米には、ちょうど17年ごとと13年ごとに大量発...

詳しく知りたければこちらの記事を読むことをお勧めしますが、大雑把でいいというのであれば

・氷河期に比較的暖かい場所に集まったので特定地域で発生するようになった

・長期間地中に籠るのは比較的暖かい地域でも地上はやはり寒いため

・周期が被ると子孫の数が減る そのため周期被りの少ない素数周期のセミだけが生き残った

こんな感じです。

米国で17年ぶりに大量発生する「周期ゼミ」は、昆虫食を広める好機になるか
米国で17年周期で大量発生する「ブルードX」と呼ばれる周期ゼミ(素数ゼミ)の集団が、羽化し始めている。おびただしい数のセミの大群を駆除したいと考える人もいれば、まったく異なる反応を示す人もいる。ナイフとフォークを手にする人たちだ。一部のシェフや研究者たちはセミを昆虫食として広める好機と捉え、いち早く動き出している。

因みに大量発生を利用して昆虫食を流行らせようとする人もいます。「セミの大量発生によってどのような活動がおこりましたか?」という問題が出たらこれを書くといいかもしれません。

7月にどうなっているか楽しみです。対岸の火事だからね!

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