小学生時代に購入した本たちを紹介します。そこそこ量があるのでいくつかに分けますね。
まずはこちら。私は小学校の図書室の先生が紹介し、週末テストにも出題された「くちぶえ番長」から重松清にドハマりしました。暗かったり複雑な環境にある人の話が多いですが、私にはあっていたのかスラスラ読めました。母親はあんまり好きでは無いと言っていましたが。例外的に「くちぶえ番長」は小学校四年生だった作者とくちぶえが上手い女子の友人の思い出を元に書かれたちょっと青春感のあるさわやかな話で、私が文庫本を読めるようになるきっかけになった本でもあります。読書嫌いの方は是非。
因みになきむし姫がボロボロなのは滅茶苦茶読み込んだというわけでは無く、単に中学校に持って行った時に雨によって濡れてしまっただけです。
ドラマ化されている作品もいくつかあるので、読書が無理であれば映像から入ってみるのもいいかもしれません。
いじめの時間から右と坊っちゃんは中学以降に購入した本なので無視してください。
ミッキーマウスの憂鬱は6年の時に塾で同じクラスだったハーフの女子が一押ししていたので購入してみました。内容としてはディズニーで働く人の成長を描いた話でした。ディズニー大好き、特に着ぐるみの中に人はいない派の方は読まないことをお勧めしますが、それ以外の方は楽しめると思います。
時をかける少女購入したというより母親からもらったという方が適切ですね。映像化されているので話は知っている方が多いと思うので割愛しますが、多少文に慣れていればかなり楽しめると思います。
湊かなえについてはあんまり記憶に残っていないですが、告白がとんでもない話だったということだけは覚えてます。オススメはできないかなぁ。読んだことがある方は小学生には向かないと思うはず。ただ、サファイア(短編集)のムーンストーンについてのみはオススメできます。この話は最後さえ無視すれば心に傷を負った少女の友情・努力・勝利な王道ストーリーなので。でもこの一話のためだけに買うのはなぁ…。
コンビニたそがれ堂シリーズは小学生にも保護者の方にも一押しです。本当にほしいものがある人物がコンビニたそがれ堂に行きついてそれを見つけるというストーリーが基本構成なんですが、これが全然飽きない。一冊につき4,5話収録されているため、時間が無い人でも切り上げやすいです。母親は神無月のころの『三日月に乾杯』で大泣きしていました。
あと小学生の時に買ったわけでは無いですが、武士道シリーズもオススメです。小学校に一章と二章にあたる「武士道シックスティーン」と「武士道セブンティーン」が置いてあって、エイティーンは三章にあたり、小学校卒業後に出版されていたのを見つけて購入しました。「武士道」なんていうから新渡戸稲造の著書や五輪書的な小難しい話が書いてあるのかと思うかもしれませんが、内容は剣道少女のスポコン物です。全国準優勝経験者の香織が地方予選で日本舞踊から剣道に転向した早苗に敗北するところから話が始まります。熱い展開も多く、スポーツに関する物語が読みたい方にお勧めです。
今日はこの辺にしておきます。