動画の方はしばらくお待ちください。只今撮ってもらっております。
ゲームクリエイター・プログラマーが第一位ですか…この手の話をゲーム製作が趣味の友人N川にすると決まって
「ゲームクリエイターってなんだ曖昧過ぎる!本気でなりたいと思ってるのか!」
ってガチギレしてきます。彼のおかげでゲーム業界はそこまで興味無いのに多少詳しくなったので具体的な話と個人的な意見を書いていきます。しかしゲームはともかくプログラマーですか…正気か?
注意! 所々知らない単語が出てくるかもしれません。その時は自分で調べてみましょう!
ゲームクリエイターという仕事の細分化
ダラダラ書いても嫌気がさすと思うので超簡単に。
プロデューサー
全体をまとめる一番偉い人。責任者その1
ディレクター
開発の監督をする人。スケジュール管理をします。責任者その2
プランナー
企画をする人。世界観の設計などもします。責任者その3
プログラマー
ゲームが動くようにプログラムを組む人。
シナリオライター
話を作る人。ゲームの評価にかなり関わってくるので責任が大きいです。
サウンドクリエーター
音楽・SEを作る人。
デザイナー
地味に説明が難しい…。キャラクターや世界のデザインをする人から3dモデルを作る人、モーション(動き)を作る人、UI(システムの見た目)を作る人、いろいろといます。
で、ゲームクリエイターといってもいろいろありますがどれをやりたいんですか?もちろん一人で全部作って名作を生み出す超人(Undertale作者toby・fox氏や東方projectシリーズ作者ZUN氏等)も世の中にはいます。しかし大体の少人数による開発ゲームはゴミ面白くないゲームが大半です。steamの100円以内で買えるゲームを見ればわかると思います。大体のゲームは少なくとも数十・多いと千人体制になる。もし世間で知られるような超大作を作るのに参加したいのであれば、どの仕事に就くか決める必要があります。多分「僕の考えたゲームを作りたい!」という人はプロデューサーかディレクターのどっちかでしょう。しかし上に立つということは製作に必要な分野の素養はある程度求められるわけです。
オススメソフト紹介するからとりあえずやってみよう
本当になりたいと思ったならやってみましょう。向いているかどうかはやってみればわかります。今の時代、優秀で熱意ある人たちがオープンソースソフト、つまり無償でプロ並みの作業を行えるアプリケーションを製作して配っています。ここからは勉強せずに延々とPCを弄っていたクソ陰キャだった筆者が分野ごとのお勧めソフトウェアを紹介しておきます。探しにくそうなのだけurlもくっつけときます。ただインストールすればいいだけのものといろいろ作業しなくてはいけないものに分かれており、文字が赤い奴は作業必須だと思ってください。
プログラミング
・windows visual studio
とりあえずこいつをインストールすればプログラミングの練習は大体できます。一番お勧めです。windowsと書いてありますが、Mac(食べかけのリンゴが書いてあるPCはだいたいMac)版もあります。
・visual studio code
一個前のより便利ですが、導入難易度が上がるのと機能追加が地味に面倒です。
・pycharm
pythonやるのであればこれが一番使いやすい。しかしpythonしか使えない上、導入がちょっと難しいかも。
3dモデリング
・blender
少々扱いにくいですが、大体何でもできます。有志が作ったテンプレで初心者でも簡単な作業でハイクオリティなものが作れます。
・メタセコイア
直感的操作で扱えるので初心者向きなんですが、古いバージョン以外は金を払わないと機能制限がかかって使いにくいです。
ゲーム製作
・RPGツクール
かなり簡単に作れますが、安っぽいドットゲーしか作れません。それでも同人ゲーム界隈では大盛り上がりしてますが…。verやPC用以外のもありますが、中にはまともに動作しないもの(「RPGツクール モモちゃん」で検索してみると酷さが分かる)もあるので、調べてからどのverを使うか決めましょう。
・unity
PCだけでなくPS4やswitch用ゲームも作れます。使っている会社はかなり減少していますが、一応今でも使っている会社はあるようです。筆者はcrystarという作品しかここ数年で見た覚えがありませんが…。3dゲームを作るならこっちかな。
・Unreal engine
こっちは今でもそこそこ使っている会社を見かけます。unityと比べてグラフィックがかなり綺麗な上、無料でフル機能利用できるためunityの上位互換ともいえます。しかし日本語の解説記事が少ない。そして非常に重いため、一般的なビジネス用ノートPCでは簡単にフリーズすると思います。ちなみに開発はフォートナイト作ってるとこ。
作曲(DTM)
・DOMINO http://takabosoft.com/domino
ピザじゃないです。音源が安っぽい微妙なものばかりですが、かなり扱いやすい。楽器の種類もそれなり。しかし音楽経験が無いとクソみたいな不協和音しかできずイラつきます。音ゲーみたいな電子音楽系は素材を別に用意する必要があるのでそこだけ注意。
動画編集
・aviutl
基本能力はゴミくずですが、プラグインで機能拡張すると大体の動画編集ができるようになります。ただちょっと導入が面倒です。
・javie https://ja.osdn.net/projects/javie/releases/
aviutlよりさらにリッチな動画が作りたくなったらこっちも入れてみましょう。adobeのaftereffect並の編集ができます。導入はインストールするだけなので簡単ですが、如何せん解説がほぼ無いのでaftereffectの解説を参照する必要があります。
画像編集
・GIMP
これがあれば大体何でもできます。若干adobeのphotoshopに劣りますが、プロ並みのことをするわけではないのでこれで十分。画像切り抜きはもちろん、インスタ映えのする写真も作れます。筆者は年賀状を作るときにお世話になっております。
ウェブサイト
・wordpress テーマ:cocoon
アプリではないですが、一応。このサイトもwordpressで作っており、cocoonというテーマ(テンプレみたいなもの)を利用しています。まだ勉強中であるため偉そうなことは言えないですが、htmlで一からサイトを作るよりよっぽど簡単でハイレベルなものができます。ただ中学ではおそらくwordpressは使えないのでもし中学で活躍したいがために勉強するならhtmlとcssの勉強を別にすべきです。
筆者がお世話になっている講義サイト
いきなりソフト渡されても困りますよね?そこで動画サイト等で勉強するわけですよ。筆者がお世話になっているサイトをお伝えするので参考にしてください。
無料
・youtube
言わずと知れた最強の動画サイト。ユーチューバー見るのも結構ですが、たまには勉強目的で見ては如何かな?
・ニコニコ動画
一時期は(国内で)youtubeよりも使用されていたサイト。今は見る影も無いですが…。「ニコニコ技術部」タグや「ニコニコ動画講座」タグに参考となる動画がそこそこあります。
・ドットインストール https://dotinstall.com/
3分で理解させようとしてくるサイト。ちょっと学んだ人はyoutubeやニコニコよりもわかりやすい気がします。筆者の先輩はここを愛用している様子。
有料
・Udemy
有料はここのサイトしか使ったことがないです。筆者は「一週間で身に付くC/C++言語」の講義と「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython3入門+応用+アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」の講義を購入しました。普段アホみたいに高いですが、セールになると途端に1500円に下がる。何がいいって気に入らなかったら返金okだし講師に質問できるんですよね。
・本
はい。昔ながらの参考書を読むスタイル。あんまり推奨できないですね。どうしてもこの手の分野はPCの状態やプログラムの更新状況で作業が大きく異なる場合があるので…。このサイトも最初はとある本を元に作ったのですが、結局ネットに転がっている解説を参考にしたほうが立派なものになりました。
じっくり時間をかけないと習得が難しいことから中学受験生が触れるには厳しい分野かもしれません。しかし、だらだらとしているなら触れてみてはいかがでしょうか。中学に入ってから技術の時間で大活躍できますよ…!
あ、何か質問や相談(今回の記事に限らず)があればお問い合わせから連絡してください。26まで試験なためそれ以降になりますが、対応させていただきます。