受験直前に見るにはキツイ、しかし必ず知っておいてほしい中学受験で失敗した者の末路を紹介します。人生最初の挫折になるので、その先を知っておいた方が多少は精神ダメージを減らせるかなぁと。10月だしね、まだまだ勝機はあるので最善を尽くしてほしいものです。
事例1 精神崩壊+勉強嫌い化
まずは筆者の身に起こったことから書きましょうか。学校別コースにも入り、ギリギリ受かるだろうというところにいたので結構ダメージを受けました。失敗しても次がある、のスタンスで落ちては這い上がってを繰り返してたのに次が無いですからねぇ。受験終了後、何か様子が変だということで心療内科に連れて行った所、自律神経失調症と診断されました。んで治療するのに数年かかりました。加えて
「努力したって報われない、初めから天才に勝てないって決まってるならやる意味無くね」
と腐り、保険で入った中学では碌に勉強しませんでした。結果ずっと右肩下がりの成績で学校に親が呼ばれる始末。母親曰く
「優秀だった息子がこんなことになるなんて思わなかった」
だそうで。今は腐らず勉強し続けていれば良かったとは思っていますが。意味有る無し関わらず勉強はした方がいい。滅茶苦茶苦労する羽目になる。
合格する可能性が高い人と勉強時間が多い人ほどこれになりやすいかなと思います。しかも筆者の第一志望は最寄り駅の近くにあるため、駅から帰ると毎回帰宅してる第一志望の学校の人とすれ違ってつらかった。
もし受験が終わって様子がおかしいと感じたら心療内科に行きましょう。精神病なんて甘えとか言うのは時代遅れ。
事例2 奮起して戦い続ける
これは筆者の先輩ですが、次の戦いに備えて勉強し続けていました。
「弟は麻布に行っているのにこのザマ、次(大学受験)はせめて東大に行く」
といってほぼ常に一位を取っていました。見事合格し、今では東大の院生です。受験に失敗した人って最初はこのように
「大学受験で見返してやる」
と思う人はそこそこいるのですが、入学して学校生活を送るうちに楽しくなって思いが鎮火する人が大半です。入れてくれなかったことを後悔させてやるという考えはすぐに消える。間違いない。筆者もそうでしたし。
事例3 引きこもり化
1に近いものですが、引きこもりになった奴がいました。学校に行って帰ってで忙しく、そいつと交流することがほとんどなかったのですが、しばらくしてから引きこもりになったと知りました。あ、お問い合わせしてくださった方の何人かに書いた親の操り人形だった人とは別の人です。なんか人間関係がうまくいかなかったそうで。あんまり詳しいことは話してくれませんでしたが…。結局中二で学校をやめたみたいです。その後は知りません。
事例4 割り切る
多くの人はこれになるっぽい。落ちたか、まぁそういうもんだよな…って感じで結構ドライ。そりゃ落ちた直後は泣いたけど数週間で立ち直ったよーと言っていた人が多かった印象。普通に求められる程度の勉強してマーチとか早慶行く人たち。第一志望に落ちたことを愚痴った時に
「まだそんなこと気にしてんの?」
って言われたときは衝撃的でした。まぁそのおかげもあって大学受験はうまくいかなかったものの、
「俺○○志望だったんだ~」
とか言っている痛い奴にはならなくて済みました。
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