入学試験の段階ですでに公立中学の範囲にはかなり触れているわけですが、「何の科目に注力したほうがよいか」という疑問について書きます。大体二年の終わりぐらいまでここに書いてあるスタンスで問題無いです。三年からは高校の範囲がじわじわと始まってきますので話がまた変わってきます。
科目の優先順位は?
最も力を入れるべきは英語です。英語以外勉強しなくていいレベル。他の科目は上の学年に上がってからもう一度やるor大学受験に出題されないため、そこまで力を入れる必要は無いですが英語はどのような選択でも必ず使う上、一度置いていかれるとついていくのが本当に大変です。置いていかれるとちょっと勉強しただけでは理解できず、勉強そのものが嫌いになってしまう可能性があります。英語力が高いと英検やtoefl等で大学入試の英語科目が免除or満点扱いになることがありますし、大学に入ってからも英語力が高いと論文が読みやすくて有利だと思います。就職のシーンでも英語力が問われることはこれからさらに増えていくでしょうし、死ぬまで使える科目ということで勉強する意味が非常に大きい科目だと思います。
勉強しなかった結果、論文が読めなくて苦労してるし、困っている外人を助けられなくて後悔した。悪いこと言わないから英語だけは勉強しよう。
次点で注力すべきは数学の代数。多分数学Ⅰと表記されると思います。この科目では大学受験でも使う数学の基本的ルールを学ぶことになります。ルールに沿って書かなければ即座に×もしくは大幅減点されてしまうにも関わらず、算数とは話が大きく変わってきますのでしっかりと勉強したほうが良いでしょう。英語ほど将来的に使うことはありませんが、理系の仕事に就く予定なら必須です。幾何については大学受験でほぼ出題されないのでそんなに力を入れなくても大丈夫だと思います。
他の科目はあんまり勉強しなくて良いです。どうせ高校に入ってから詳しくやるか、出題されないor選択で二度と触れることが無いかの二択なので。ただ、もし旧帝大や一橋・東工、国立医学部等最難関大に入りたいなら5教科すべて好成績を取れるようにした方が良い気がします。特に根拠があるわけでは無いのですが、その辺の大学に入った人は大体全科目好成績だったので。自分に合った勉強法をあらかじめ探索しておくという点において意味があるのかもしれません。
英語 >> 代数 >> その他5教科 > 副教科
但し最難関校を目指す予定なら5教科すべてに注力