試験に出るのにNHK基礎英語を聞く奴がいなくなった話

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サークルの資料作成等の関係でまた数日返信が遅れます。ご了承のほどお願いいたします。

中学に入ってからの三年間、毎月NHKの基礎英語を購入させられたのですが最終的に聞いている人がほぼいなくなりました。その理由は以下の三点によるものです。

・勉強内容

ちゃんと解説してくれる文法はそこまで難しくなかったのですが、ただ「覚えよう!」と書かれているだけのフレーズが本当に難しかった。一年生の一学期に

Give me a break!(勘弁してくれ!)

とか出てくるんですよ?きつくないですか?第三文型までしか習っていないのに。いや確かに文法理解しないでさっさと覚えた方が良いこともあることは分かってますよ?でも一年生は理解を重視すべきじゃないですか。あと単語も中一が学ぶにはかなりレベルが高かった記憶があります。初回のキャラクターの自己紹介で”I’m a genius detective!”とか出てきました。

・放送時間

放送時間が18時台という部活動に所属している人(全員)を殺す時間帯でした。厄介なことに学校側が緊急時しかスマホを使用してはならないという校則を作ったため移動中に聞くことも出来ない。CDは学校から数日レンタル出来ましたが、そもそもインポートして音声ファイルを取得するという知識が中一たちにはありませんでした。著作権的に学校がそれを伝えるわけにいかなかったので、「借りても全部聞けないし…」ということで誰も借りませんでした。一応オンラインで一週間分無料で聞けるのでそれを使って勉強する人が多かったです。

・話の内容

天才探偵を自称するおっさんと中一男子&女子が主人公。ミステリ風だったのは覚えていますが、あまりにもしょうもなさ過ぎてつまらなかったことは覚えています。

定期試験で100点中5点出題されるのですが、以上三点により聞いている奴なんて一年が終わるころにはかなり少数派になっていました。さらに二年目のテキストがアンパンマンの登場キャラみたいな喋る動物たちが主役という絶望的つまらなさによって聞く人は絶滅しました。そのつまらなさと言ったら東大理Ⅰに現役合格した奴が「話の内容が糞過ぎて聞くのやめた」と言うほどでしたからね。

ここ数年はなんか青春してそうな美少年・少女イラストばかりで羨ましい限りです。話がつまらなくても最初に興味ぐらいは持てそうですよね。動物のイラストなんて開く気にもならない。

羨ましいねぇ!こんな美少女が出てくるテキストなんてねぇ!女子のいない空間で狂った男たちを英語に釘付けにしただろうねぇ!

見ろよこの無残な姿をよお!対象年齢中二って嘘だろお前!動物のボーイフレンドなんて興味ねぇんだよ!

今は多分上に書いたような状態では無いと思いますが、月曜から金曜まで毎日放送されるので継続するのは結構大変です。私は中一の二学期で折れました。CD買わないと自分のペースで進められないし。小学生の英語の勉強にはあまりお勧めできないですね。

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