偶然が重なって採点すらしてもらえなかった受験生

経験談
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昔、岩室先生(現四谷大塚あざみ野校舎長、栄光/慶応コース算数担当講師)が話してくれた採点すらしてもらえなかった受験生の話でも。作り話なのかは今となっては知る由も無いですが、もし岩室先生と面識がある方がいらっしゃったら聞いてみてください。

ある中学の試験中、携帯の音が鳴る。試験開始前に電源を切るよう指示されるため、受験生たちは困惑する。

「この重要な試験で携帯鳴らすとはどういうことだ?」

数十秒後、だれのものか判明する。所有者は別室に連れていかれた。

受験生に下された判定は

「我々はあなたを合格にすることは無いが、不合格にすることもない。科目はまだ残っていますが、これで試験は終了です。」

つまりは採点されることも無く落ちてしまった。その人はその後どうなったかは先生は話してくれませんでした。何故その受験生は携帯を鳴らしてしまったのかというと

・本人は何らかの不具合で電源が切れずに携帯を鳴らしてしまう恐怖から家に携帯を置いていくつもりだった。にも拘わらず母親が迷子を恐れて無断でバッグの中に携帯をいれてしまっていた。

・受験生は鳴る前に携帯が入っていることに気がつかなかった。

・その日、受験生の友人は偶然にも二科目で受験が終了する学校を受験していたため、出来を聞くために電話をかけてしまった。

純粋に落とされるならともかく、偶然で不合格とか発狂ものですよ。スマホを持たせるのであれば、無断で持たせることは無いようにしましょう。もし受験生が抵抗するけど持たせておきたいというならバッテリーの残量を一週間前から0にして、モバイルバッテリー(コンセント不要の簡易充電器)を持たせれば解決です。バッテリーが完全に切れていればどうあがいても起動しないんですから。

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