目標を立てよう!~MACの原則~

受験戦略
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2月の中旬ですし、受験勉強を開始した方も多いのではないでしょうか。目標と言われて皆様何を想像しましたか?

志望校

塾のクラス

週のテストの点数

いろいろあると思います。ですが思いつくままに目標を立てた所でうまくいきません。もっと具体的且つ論理立てて考えていく必要があります。

考える方法はこんな感じ(スマホ版だと崩れているかもしれません。ご了承ください)。

中学受験をする目的

            ↓ それを達成するためには

高校卒業時にどのような選択を取るべきか

             ↓ 選択を選びやすくするには

志望校はどうすると良いか

           ↓ その志望校に入るには

どの程度の能力が必要か

                      ↓ その能力を得やすくするには

クラスはどこに入っている必要があるか

           ↓ そのクラスに入るには

どの程度の点数が必要で、月に何をすべきか

              ↓ 月にやることを達成するには

週に何をして、どのような成果を上げている必要があるか

                 ↓ 週にやること・成果を達成するには

一日に何をやらなくてはいけないのか

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中学受験をする目的~志望校目標

志望校は大雑把で良いです。ずれていてもオープンスクールなり説明会なりで修正をかけていけばいいんですから。ですが「なんで中学受験をするのか」は受験生が自らの言葉で自信を持って言えるようになるまで考えましょう。これを考えているとモチベーションの高い状態が維持しやすいですし、何より「なんで周りが遊んでいるなかずっと勉強をしなくちゃいけないんだ」という不満をかなり抑え込めます。ちなみに筆者は「医者になりたいという夢を叶えることに近づける」というのを理由としていました。

能力~一日にやること

能力からは具体的に考えましょう。で、その方法を考えたら紙に書いて実行する。この時、「リストアップして終わったら線を引く」という作業を行うとやり忘れが無くなります。実行した結果、目標は達成出来たかを確認し、達成出来ていなかったら「自分の勉強法・量は目標としている能力に至ることができるか」「不可能ならどのように修正すべきか」を塾講師に相談しましょう。ここで、「問題が無いのに達成できないのはおかしい」と思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、何でもいいので受験を途中から本気で臨んだ方はおそらく心あたりがあるかと思いますが、成績ってすぐに伸びるものじゃないんですよ。どこかで爆発的に伸びるんですね。ですので、講師に問題無いと言われたら自分を信じてその方法を続けるだけです。

2021年2月15日追記

本来ならこれを書くのがメインだったのに、微妙にpvの伸びが悪いことから書き忘れに気が付きました。目標を立てるには、「MACの法則」に従うと良いと言われています。MACの法則とは

Measurable:目標が数字として予測可能(測定可能)

Actionable:目標を把握し、そこに至るまでのプロセスを考えられる(実行可能)

Competent:目標達成が自身の価値観や考えに基づいている(適格性)

の3つの要素からなる目標達成に近づく方法です。2011年のアイントホーフェン工科大学のメタ分析によって発表されました。上から順に処理していくのが一般的ではありますが、中学受験においてはCを優先すべきだと思います。何故なら周囲の人間の多くは遊んでいる上、精神的に未成熟であるため「なんで自分ばかり」とネガティブな思考をし、結果勉強を放棄してしまう可能性が高いからです。大学受験やその後ならこれに素直に従えばいいんですけどね。

この目標立てる行為は大学受験でも多くの人がしていました。全く同じわけではないですが、先のことを気にしたってしょうがないですしその違いは割愛。

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